97号2024年3月

2024年度のご挨拶

社会医療法人財団石心会 理事長
川崎幸クリニック 院長

杉山孝博

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石心会グループ

石心会の医療支援活動『能登半島地震』

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石心会グループ広報誌『海燕』は、2000年2月10日に創刊号が発行されました。当時は16の事業所に約1,000人の職員在籍していました。現在では30の事業所に約3,500人の職員が在籍する大きなグループとなりました。創刊号から約24年を経て、今回の97号からはWEBでの配信となります。 配信形態は異なりますが、これまで同様にグループ内の情報を配信してまいります。

理事長挨拶

社会医療法人財団石心会 理事長
川崎幸クリニック 院長

杉山孝博

国の先頭に立つという高い意識をもって、
切れ目のない医療・福祉の連携の中心に。

現在、川崎幸病院と埼玉石心会病院は、「救急車を1台も断らない」という方針のもと、24時間365日、それぞれ年間約1万台の救急車を受け入れており、地域に欠かせない救急医療機関となっています。 石心会が川崎の地に発足をした時には64床の病院でしたが、その後今日に至るまでに大動脈外科、心臓外科、消化器内科・外科、整形外科、放射線治療、サイバーナイフ、透析医療など高度な医療を提供できる医療機関グループに成長することができました。 大動脈外科では日本最多、心臓疾患治療でも日本トップレベルの症例数を誇っています。

また、地域のさまざまな要望に応えるため、訪問診療・訪問看護・夕方診療・日曜祭日診療・医療相談、あるいは特別養護老人ホーム・老人保健施設など、 どのような状態の患者であっても、安心して自宅や地域で生活が続けられるよう医療・福祉の体制づくりに努めてきました。予防医学の面では個人や事業所などさまざまな健診ニーズに応えるため専門の健診センターを開設しました。

少子高齢社会が進行する日本で、今後必要とされるのは、病気の予防・健康管理、疾病の早期発見・早期治療、救命救急、急性期、慢性期、終末期を含めた在宅ケアなど、切れ目のない医療・福祉の連携です。 そのためにも、石心会グループにおける医療・福祉の充実と、行政・地域社会、個人・団体、関係事業者等との連携が重要と考えられます。私たち石心会グループが、これらの課題に対して、国の先頭に立つという高い意識をもって取り組んでいきましょう。

また、これからを担う、2024年度の新入職員の皆さんについては、新入職員オリエンテーションガイドブックにも記載されている《石心会の設立趣意書》に書かれている思いや理念、 各事業所の活動などを十分理解して、初心を大切にしながら先輩方と一緒になり、今後必要とされる医療活動や福祉活動に関わり、大いに頑張っていただきたいと思います。

1月1日に発生した「能登半島地震」において、犠牲となられた方々に心よりお悔み申し上げるとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。被災地域のみなさまの安全確保、そして一日も早い復旧・復興を衷心よりお祈り申し上げます。

石心会グループでは、これまで日本国内外での大災害において、様々な形の医療支援を行ってきました。

<参考>
石心会グループサイト 医療救援活動
https://www.sekishinkai.or.jp/company/help.php

日本の大災害の一つとして挙げられる、2011年3月11日の東日本大震災においては、職員の関係者でも多くの方たちが被災されました。当時、石心会グループでは、職員の皆さんにお見舞金を出したほか、石心会の法人グループ職員・患者さんからも義援金を募り、現地に送りました。原子力発電所が損傷したことから、関東にも大きな影響があり、電力の供給が不安定となり、石心会グループの医療を安定させることを最優先し、現地に職員を積極的に派遣するといった事に慎重にならざるを得ませんでした。

今回の能登半島地震においても、一部の職員の関係者が被災されました。石心会グループでは、職員へのお見舞金を出す他、医療支援金を現地へ送りました。また、派遣要請があった職員達が現地で医療支援を行っています。

石心会グループでは、今後も人道危機に対し積極的に支援を行っていくとともに、今後発生すると言われている関東での大震災において、地域で発生する急性の疾患や、在宅の看護、介護の需要に対して最大限に応え、地域の命と健康を守っていくために備えていかなくてはなりません。

今後の災害対策の参考として、石心会グループの能登半島地震の医療支援活動を報告します。

埼玉石心会病院 ER総合診療センター
救急外科診療科長/医長

渡邉隆明

日本DMAT隊員として元来災害派遣の経験がありました。災害経験のある人間として何か貢献できることがないかと思っていた所、1月半ばに派遣が決まり2月4日から9日までJMAT第八陣で石川県庁内の調整本部で活動してきました。今回、EMT課と事務部にしっかりと装備を整えていただき、安心して現地入りが出来ました。
本部業務でありJMATをメインで取り仕切る中核的な医師を支援し、各隊に現地の状況や活動時の注意事項を説明するブリーフィングをしたり、派遣場所の割り振りを考えるという位置付けでした。被災者と直に触れ合う事は一切なく、建物に挟まれた人を助けるような一般の方が想像しやすい形とは少し異なる活動でした。

被災してから地域を立て直していく過程で今回のような後の方の時期では、その地域で日常生活を取り戻す事を目指していきます。その際に、自分の意欲や技能だけに従って活動するのではなく、自分たちがいなくなってから現地で続けていくことも踏まえて医療を展開する必要があり、そこは意識しました。

災害医療で第1に大事な事は指揮統制ですが、これは災害医療に限らず重症診療でも、更に日常でも同様です。
日頃から指揮統制を意識した仕事の仕方を実践し身に付けておく事で、 災害時にも一部だけ頭を切り替えることで根本の土台を変えずに医療活動が出来ると思います。

救急医の素養として災害医療は必要な事だと思います。
現状で当院のみで満足できる体験の提供は難しいですが、災害医療に興味を持つ新しい医師に来ていただければ嬉しいです。EMT課や事務部、更には新しい医師と共に埼玉石心会病院が災害医療の一つの拠点として活動出来る基盤を作りたいと考えています。

派遣メンバー(左より)
救急外科 渡邉隆明
看護部 桑久保千代美
EMT課 佐藤大致、中山遼介
事務部 平沼昌弘

現地の情報共有の様子

地図を使って担当を共有

川崎幸病院 看護部

安彦文

災害医療とは救急医療の一つであり、救急看護に携わる自分にとっては有事にこそ支援に向かうべきだと感じていましたが、機会を得られず東日本大震災の時は結局行けませんでした。そんな時に今回の要請が入り、神奈川県看護協会災害支援ナースの第2班として2024年1月15日から石川県輪島市立鳳至(ふげし)小学校にて活動をしてきました。 

災害支援ナースの基本は3泊4日自給自足での活動となり、看護師4人のチームで医療だけでなく介護や生活支援もします。医療においては日本赤十字や薬剤師会の方々ともコミュニケーションを取りながら被災者への活動を行い、生活支援の部分は自治体の方々と協力し、災害支援の場でも多職種協働を行い被災者支援へ従事しました。 
第一班からの引き継ぎ後、救護所の整理から始めた支援活動でしたが、想像していたよりもルールが整備されておらず自分自身の役割、行動を認識することさえも大変な状態でした。 
過去の経験から72時間の超急性期等でフェーズ分けされた災害サイクルは確立していますが、現場では常にその場での判断を求められます。 
現地の情報が少ない状況から、被災者把握、ニーズの抽出、その情報の共有、次以降の班への引き継ぎも必要であり、カルテから患者情報をすぐ確認出来るという病院では当たり前のシステムがない中での災害時継続医療の難しさを感じました。 
また、症状に対する薬剤の作用・副作用を一部理解しているものの、それを看護師が判断し処方することは本当に良いのか悩み、看護師としての役割限界、包括的指示がない事も今後の課題だと感じました。 

文献や研修、訓練では得られない、実際に現地で経験し感じた事も含めて災害看護を皆に伝えていく事で、興味を持ち学びあえる仲間を増やし、今後の災害医療・看護の発展へと繋げていきたいと考えています。 
今後は医師とも連携を取り院内防災対策チームの体制を整え、南海トラフ地震や首都直下地震への備えをしていきたいと考えております。 

※安彦看護師は、後日神奈川県看護協会より派遣に対して感謝状を贈られました。

避難所の様子

情報共有の様子

神奈川県看護協会より感謝状が贈られた

埼玉石心会病院 看護部

小林夕紀子

看護師を選んだ理由の一つでもありますが、人や社会の役に立ちたい思いはずっと持っており、今回、子育ても落ち着いたタイミングで看護部長の後押しもいただき、1月18日から災害支援ナースの第二陣として能登に入りました。
健康管理や受診調整・介助等の活動を行いましたが、現地はまだ全く落ち着いておらず、避難者に寄り添うというよりも高齢の避難者の為に段ボールベッドを作成するような、まずその環境に介入しなければならない状況が多かったです。

避難所では薬剤等の医療物資が不足し対応困難だった為、病院受診へ繋ぐ事もしましたが、現地医療機関も被災しており入院対応が難しい場面もありました。COVID検査キットもメンバー持参の10本程のみで、基本的に有熱者に検査は行わず、みなし陽性としてゾーニングする必要があり、また町職員は感染対策知識が乏しく不安という事で、必要な対応は全て災害支援ナースが行いました。

埼玉石心会病院は看護部長が災害に対しての意識が高くバックアップ体制が整っています。本当に興味がある人は参加する事で貴重な経験、勉強が出来ると思います。
いつ関東で大きな災害が起こるかわかりません。災害は平時からの備えが大切ですから、現在は災害支援ナースとまちの減災ナース指導者登録をし、狭山市危機管理課の方々と啓蒙活動を行っています。
埼玉石心会病院は災害時連携病院であり、狭山市で1番大きな病院です。災害時には多くの人達が避難してくる事が予想されます。その際に混乱する事なく、適切な医療を適切な人に届けられる体制を作っていきたいです。

※小林看護師の現地での活動の様子は、後日の共同通信社の取材により全国配信されました。

避難所での活動の様子

現地の様子。道路が地震で隆起してしまっている。

現地の様子。家屋の壁が剥がれ落ちてしまっている。

第二川崎幸クリニック 看護科

渕辺有紀

初めて災害関係の研修を受けた時、阪神淡路大震災の際に支援物資を送っていた両親の姿を思い出しました。そして、自分にはどの様な支援が出来るのだろう?と考え、看護で支援しようと思い、災害支援ナースの登録をしました。

今回の支援活動においては、神奈川JMATの川崎チーム第3班として2月25日から28日まで能登半島中部の各避難所で活動をおこないました。一ヶ所に留まり、被災者と同じ環境で過ごす災害支援ナースの活動とは違い、JMATの活動は、医者・看護師・薬剤師・事務局員で構成されたチームでの巡回形式です。

活動時期は発災から約2ヶ月が経ち、多職種のチームが支援活動に入っていました。他チームとはグループラインで繋がり、情報の共有をおこなっていました。例えば、栄養面での問題を感じた時には、栄養士のチームへ伝えたり、また、医療チームへの要請を受けた際には、すぐ日程調整をすることが出来たりと多職種間での連携を迅速に構築し、対応する必要と利便性を大きく感じ取る事が出来ました。一方『一日でも早い復興の為の支援』という共通目標を持っていても、立場や役割で見える景色が異なり、意見や主張が食い違ってしまう場面での難しさも感じました。復興・自立の為に、現地病院への受診を促す必要もありますが、すぐに受診出来ない場合には、自分達が対応してあげたいという思いもあり、線引きが難しかったです。

『第二クリニックを災害に強いクリニックにしたい』という院長の思いの下、幸クリニックだけでなく幸病院とも有事に協力出来る体制作りの為の第一歩として、救急隊や消防隊と合同訓練を実施してきました。これらを継続しつつ地域のクリニック・病院との連携と災害時の体制づくりが構築できるようにしていきたいです。

「まさか自分が被災するとは」という声は現地の病院スタッフさんからも聞かれました。平時からの減災活動の大切さを改めて感じ、「何か一つでも良いから自助の備えを!」を、これからも伝え続けようと思います。

多職種との情報共有の様子

医療資材が川崎市医師会から支給された

移動中の様子。地震でがけ崩れが起こってしまっている

石心会グループでは、能登半島地震に対して、下記の通り義援金を送りました。

【石川県への義援金】

  • 社会医療法人財団石心会より 200万円
  • 医療法人社団新東京石心会より 200万円
  • 医療法人社団東京石心会より 200万円

【日本赤十字社を通じての義援金】

  • さいわい鹿島田クリニック(令和6年1月15日(月)~令和6年3月23日(土)) 133,335円
  • 川崎健診クリニック(令和6年1月31日) 15,694円
  • 川崎クリニック 4,792円

【公益社団法人 日本透析医会を通じての寄付】

  • 川崎クリニック 10万円

【川崎信用金庫を通じての義援金】

  • 川崎幸クリニック 163,503円(患者さんより150,314円、職員より 13,189円)

川崎幸クリニックは、2023年9月に25周年を迎えました。11月7日には記念イベントを開催。杉山孝博院長のご挨拶のあとに、映画「認知症とともに生きていく」、「いのちの停車場」が上映されました。会場は多くの方が来場されて満員となりました。

【杉山孝博 社会医療法人財団石心会理事長/川崎幸クリニック院長 コメント】
1998年9月に川崎幸病院の外来部門を分離して開院した川崎幸クリニックは、2023年9月に満25周年を迎えました。病院・診療所分離、電子カルテシステム、完全予約制、全室個室の診察室、建物の免振構造など、当時としては極めて新しい機能を採用するとともに、地域医療の拠点として専門医療・在宅医療・検査機能の充実に取り組んできました。また、夕方診療・日曜祭日診療を実施することで、365日切れ目のない診療体制を確立してきました。2015年7月には、院内診療スペースが限界に達し、第二川崎幸クリニックを設立して機能的分離を行いました。同時に、在宅部門を強化するために院内に地域医療部を設置して、訪問診療・訪問看護・訪問リハビリ・医療相談に取り組んできました。紙のカルテから電子カルテへの切り替えや、新しいオーダリングシステムへの対応など、創成期だからこそ経験した苦労も、今となっては懐かしく思い出されます。病診分離や電子カルテシステムは当時としては先駆的な取り組みでしたので、新聞・雑誌の取材や、北海道から沖縄までの医療機関から延べ120回余の見学があり、新しい医療モデルとしての役割を果たしました。
2020年1月日本に侵入した新型コロナウイルス感染症は川崎幸クリニックの診療体制にも大きな影響を与えました。3月には専用の診察室・待合室をもった発熱感染症外来を開設して診療にあたりましたが、患者数など経営的に大きなダメージを受けました。最近、回復の兆しが見えてきてほっとしているところです。感染対策や災害対策をしっかり実施していくことは言うまでもありません。
今後の川崎幸クリニックとしては、社会医療法人財団石心会の理念である「断らない医療」「患者主体の医療」「地域に根ざし、地域に貢献する医療」を着実に実践して、地域住民や地域の医療機関に信頼される医療を展開していくつもりです。

満員の会場で挨拶をする杉山院長/理事長

横浜石心会病院は、利用者の満足度が高く、時代に合った、より地域に貢献できる病院を目指し、現在入院棟の増床新築工事を進めており、2023年9月に完成した外来棟と合わせて2025年度フルオープンを予定しています。
連携を重視した効率の良い配置となっており、短い看護動線、個室を充実させ、個々のニーズに対応できる病院を目指します。

また、横浜市よりSDGs認証制度「”Y-SDGs”認証」を取得、「よこはまグッドバランス企業認定」にもなりました。
「Y-SDGs」は、SDGsに賛同し、これからも持続可能な社会の実現に貢献する取組みを推進することをめざします。「よこはまグッドバランス企業認定」は、誰もが働きやすい職場環境づくりを積極的に進める事業所として横浜市から認定されたものです。
今後も社員一人ひとりが能力を最大限発揮し、自己実現ができる働きがいのある職場づくりと、豊かで健康的な生活を送ることができる環境の充実を積極的にすすめていきます。

※1Y-SDGs認証制度 https://www.yokohama-sdgs.jp/about/
※2「よこはまグッドバランス企業認定」 https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/seisaku/torikumi/danjo/balance/hyoshou.html

Y-SDGsのロゴ

よこはまグッドバランス企業認定のロゴ

■川崎幸病院
2023年6月26日に、タイの全土から外科医16名を含む総勢40名余りの方々が、川崎幸病院 川崎大動脈センターを訪問しました。その一部の医師達は、川崎大動脈センターで手術技術を学んで本国で活躍する大動脈外科医で、タイの先生方と議論しながらのカンファレンスを行うなど有意義な交流会となりました。

また、2024年1月16日には、ウクライナのセルゲイ医師に”ロシア侵攻下のキーウにおける心臓外科の実態”というお題で院内発表していただきました。日常にある物資が一つなくなるだけでも医療行為を続けるには難しくなる環境や、家族を避難させキーウで爆音の中手術する環境は、尋常な精神力では生き抜いていくことは難しいと実感する発表内容でした。

タイの先生方の訪問時に挨拶をする山本院長

ウクライナのセルゲイ医師との集合写真

■埼玉石心会病院
2023年6月29日に、ウクライナフメリニツキー地域心臓血管センターの医師が心臓血管センターの手術見学のために来日されました。心臓関係の医療現場を視察することで、母国の医療に役立てることを目的とされており、アンドリー・クランツァ医師は、川崎幸病院 高梨秀一郎先生による指導のもと行われた手術を見学されました。

フメリニツキー地域心臓血管センター アンドリー医師と

■第67回埼玉県公衆衛生大会
埼玉県民の生命と健康を守る地域医療の提供など、各分野において埼玉県の公衆衛生を長年支えた方々の功績を称えて表彰が行われる『第67回埼玉県公衆衛生大会』(2023年11月8日開催)において、さやま地域ケアクリニック・青山壽久院長が大野元裕埼玉県知事より表彰をされました。
さらに『埼玉県自治体消防75周年記念式典』(2023年10月30日開催)において埼玉石心会病院が地域の防災力向上に寄与した団体として表彰をされました。本式典の当日の様子は公益財団法人埼玉県消防協会のWebサイトにてご覧ください。

■STROKE2023 脳卒中の和
学会『STROKE2023 脳卒中の和』(2023年3月16日~18日開催)にて、埼玉石心会病院 脳神経外科・都築伸介先生が演題名『後交通動脈 infundibular dilatationに発生した動脈瘤の2例―分権的考察を加えてー』にて優秀ポスター賞を受賞されました

川崎幸病院は、2023年10月に厚生労働省より「特定行為研修指定研修機関」として指定をうけました。これは、医師等の判断を待たずに、手順書により一定の診療補助(特定行為)を行う看護師を計画的に養成するために設けられた制度です。
特定行為(12行為)、領域別パッケージ研修(4区分)で実施認定を受け、呼吸器(気道確保に係るもの)、呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)、栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連、循環動態に係る薬剤投与関連について、3名の看護師が1年間研修を実施します。

山本病院長、塚本医師、佐藤看護部長/
副院長、(下段左から3人目から右に)研修を受ける看護師の新田さん・宮脇さん・河野さん

■石心会契約自転車競技・梶原悠未選手

石心会グループは、東京オリンピック・銀メダリストで2020年世界選手権・金メダリストの、梶原悠未(かじはらゆうみ)選手と契約しています。
梶原選手の競技は、自転車のトラック競技で、オムニアム(4種複合)とチームパーシュート(4人1組)でパリオリンピックの出場と金メダルの獲得を目指しています。
4月1日の入社式では、「頑張ることができるパワーの源」について講演をしてくださいました。聴講した新入職員からは「自分も頑張ろうと思った」、「感動した」などの声が聞かれました。
パリオリンピックは、梶原選手を応援しましょう!

【梶原選手 公式サイト】
https://www.yumi-kajihara.com/

石心会法人事務局の社屋にて

パリオリンピックでは2種目での出場を目指す

入社式の講演の様子

■川崎幸病院 金島珠璃亜社会福祉士 『かごしま国体』出場

川崎幸病院・医療相談科に社会福祉士として勤務する金島珠璃亜さんが『かごしま国体』(2023年10月8日~12日)へ『ラグビーフットボール女子石川県選抜』として出場をされました。開会式での旗手も務めたそうで、ますますの活躍が期待されています。

金島さん『石川県選手団の中でも騎手を務めるのは1名のため大変光栄で、貴重な経験となりました。今大会は初日予選敗退という結果で終わってしまいましたが、まだまだ選手層として若いチームですので、まずは全国レベルで戦っていけるよう個々のスキルアップはもちろん、チーム力を向上させていきたいです。まずは夏の北信越予選で国民スポーツ大会への出場権を獲得したいです。』

石川県の騎手を務めた金島さん

■さいわいサタデーアフタヌーンコンサート開催(第二川崎幸クリニック/川崎幸クリニック/法人事務局)
2024年4月より、第二川崎幸クリニックで毎月第二土曜日の13:30~ミニコンサートの開催を始めました。チェロ奏者の井上雅代さんを中心に、毎月異なった演奏者が、季節などテーマに合わせた楽曲を演奏します。
4月13日は、初回開催にもかかわらず多くの方が会場となったラウンジに訪れ、美しい音色を楽しまれていました。下記より、演奏の様子はご覧いただけます。

<石心会グループ 職員限定公開>
さいわいサタデーアフタヌーンコンサートは、下記よりご覧いただけます。
※職員の方以外への配信はご遠慮ください
https://www.youtube.com/playlist?list=PL50rAUZL2WKoXo4r-q6wt643P9qAft30a

■みんなの健康塾<ヘルシーキッチン>100回放送(埼玉石心会病院/法人事務局)
2012年10月より地域貢献活動として始まった「みんなの健康塾」。埼玉地区では、さやまケーブルテレビの番組として、大川清 食のサービス部部長が出演している<ヘルシーキッチン>が放送されています。人気番組のこの番組も3月に100回目の放送を迎えました。

100回目となる回では、ゲストに別府大学で食物栄養学科の教授である津田克彦氏をお迎えし、大川部長と大分県で消費が全国1位である鶏肉と大分県が特産のニラを使った、「トリニータ丼」のレシピを紹介しました。

津田克彦教授、大川清部長

(左から)津田克彦教授、大川清部長

トリニータ丼

「トリニータ丼」

塩麹かき玉スープ

「塩麹かき玉スープ」

石心会グループ学会発表一覧

2022.11~2022.12

石心会グループ人事ニュース人事ニュースの閲覧は、石心会グループ職員限定公開となっています。

2022.11~2022.12

人事ニュースの閲覧にはパスワードが必要です。
パスワードは配布/掲示/配信されている《海燕発行のお知らせ》をご覧ください。

プレゼント企画(石心会グループ職員限定)

  • みんなの健康塾 オリジナルトートバッグ 10名様
  • みんなの健康塾 オリジナルA4クリアファイル 10名様
  • 川崎フロンターレ 鉛筆セット2セット 10名様

ご希望の方はこちらのフォームからお申し込みください。
https://forms.gle/Wv5cpcgmFTbozt466
※お申し込みは石心会グループ職員の方に限らせていただきます。

みんなの健康塾オリジナルトートバッグ

みんなの健康塾
オリジナルトートバッグ

みんなの健康塾オリジナルA4クリアファイル

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川崎フロンターレ鉛筆セット2セット

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鉛筆セット2セット

最終更新日 2024年6月20日