川崎幸クリニックは、平成10年(1998年)9月14日に、川崎幸病院の、手狭になった外来部門の拡充とベッド不足の解消を直接の目的として、川崎幸病院の外来部門を独立させて設立されました。総合的な外来診療機能をもつ当院は、専門外来の充実やMRIを初めとする高度医療機器の整備、電子カルテシステムによる病院・関連診療所・訪問看護ステーションとの診療情報の共有化、待ち時間短縮のための全科完全予約診療、在宅ターミナルケアまで含めた訪問診療・訪問看護、快適な医療環境の整備といった、医療サービスの向上につとめてまいりました。
当院は、「私たちのめざすもの」として次の3項目を掲げています。
- 患者さんの意思を尊重し、理解と同意を得られる医療に努めます
- 心のこもった対応で皆様に信頼される医療を目指します
- 地域の医療・福祉と連携をとりながら、専門性を活かした医療を行います
「医療はサービス業」ですから、サービスを受けるものの視点で、夕方、年末年始、ゴールデンウイーク、土曜午後あるいは日曜日にも診療時間帯を広げてまいりました。また、健康講座、栄養相談、医療相談、看護外来、心理相談、訪問リハビリ、広報紙などの活動を通して、安心して診療・療養・介護ができるようにお手伝いさせていただいています。 診療予約の取り易さ、待ち時間の短縮、地域の医療機関との連携、専門診療の充実などまだ課題は山積していますが、これまでの歩みを踏まえながら、信頼していただける医療の充実に努めて参りたいと思っていますので、地域の皆様、関係機関の皆様に一層のご理解、ご支援をいただきますようお願い申し上げます。
プロフィール
杉山孝博(すぎやま たかひろ)
川崎幸(さいわい)クリニック院長。1947年愛知県生まれ。東京大学医学部付属病院で内科研修後、地域の第一線病院で患者・家族とともにつくる地域医療に取り組もうと考えて、1975年川崎幸病院に内科医として勤務。以来、内科の診療と、在宅医療に取り組んできた。1987年より川崎幸病院副院長に就任。1998年9月川崎幸病院の外来部門を独立させて川崎幸クリニックが設立され院長に就任、現在に至る。訪問対象の患者は現在約140名。
1981年から、公益社団法人認知症の人と家族の会(旧呆け老人をかかえる家族の会)の活動に参加。全国本部の副代表理事、神奈川県支部代表。公益社団法人日本認知症グループホーム協会顧問。公益社団法人さわやか福祉財団(堀田力理事長)評議員。
著書は、「認知症・アルツハイマー病 早期発見と介護のポイント」(PHP研究所)、「介護職・家族のためのターミナルケア入門」(雲母書房)、「杉山孝博Drの『認知症の理解と援助』」(クリエイツかもがわ・定価2,200円)、杉山孝博監修「認知症・アルツハイマー病介護・ケアに役立つ実例集」(主婦の友社)、杉山孝博著「家族が認知症になったら読む本」(リヨン社・定価1,155円)、「21世紀の在宅ケア」(光芒社・1,500円)、「ぼけ 受け止め方・支え方」(家の光協会・1,200円)、「痴呆性老人の地域ケア」(医学書院、編著)など多数。
- 「米国医療事情と高齢者サービス」視察旅行記1990年
- ADI第9回国際会議参加旅行記1993年3月
- 続・カルテ・レセプトの原風景
- 英文「認知症の理解と介護」Coping with Senile Dementia2011
- 韓文「認知症の理解と介護」
- 「知ってますか?認知症」
- 絵で見て学ぶ高齢者のカラダ、総括ファイル、おはよう21,2010.10~
- つれづれ診療録(ダイジェスト版)
- 診察室における言葉の玉手箱
- ぼけても心は生きている~「家族を通じてぼけの人の思いを知る調査」より~
- カルテ・レセプトの原風景
- グループホーム関連文献
- ケアマネジャー関連文献
- 上手に使おう、介護援助サービス
- 杉山Dr.の「初診からターミナルまで地域で最後まで診る」
- 杉山孝博ドクターの在宅ケア1,2,3
- 在宅医療関連文献
- 川崎幸病院における外来機能分離で入院機能特化した急性期病院化の事例
- 書評・書籍推薦文
- 杉山Dr.の随筆文集
- 杉山ドクターのやさしい医学講座
- 老人と薬
- 褥瘡なんて怖くない
- 高齢者に有終の美を~終末期ケアと緩和ケア、疾患別に見た終末期ケア・緩和ケア~
- 銀輪ドクターの診療録
- ドキュメント・在宅医療~風と自転車と聴診器と~
これまでの取り組みなど
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1977年(昭和52年)以来、川崎幸病院、川崎幸クリニックにて、内科診療と地域医療に取り組んできました。自己注射、在宅酸素療法、家庭透析、在宅人工呼吸療法など高度な在宅医療には、患者・家族と一緒になって、制度として認められる前から取り組んできました。
寝たきり、難病、癌末期などの訪問診療は現在も続けており、毎年60名前後の在宅看取りを支えてきます。 - 1981 年から「公共社団法人認知症の人と家族の会」にかかわりをもち、認知症の地域ケア、診断・治療、「認知症をよく理解するための9大法則・1原則」などの考案、国・地方自治体などの施策への関与など、認知症問題に対して、様々な形で活動を行ってきました。
- 1994年から認知症グループホームに関心をもち、公益社団法人認知症グループホーム協会理事、あるいは顧問として、また、グループホームの運営に関する調査研究委員会委員、質の向上・評価に関する調査研究委員会委員長として、グループホームの育成、質の向上などに関わってきました。
- 1992年から重度心身障害者通所(川崎市幸区)施設嘱託医、精神障害者グループホーム(横浜市港南区)運営委員長、グループリビング宮内(川崎市中原区)の顧問医、公益財団法人さわやか福祉財団(堀田力理事長)評議員などとして、障害・疾病を持っても住み続けられるための活動を関係者とともに取り組んできました。
- 聖マリアンナ大学医学部非常勤講師(地域医療)、神奈川県看護専門学校非常勤講師、多数のホームヘルパー養成講座の講師として、年間100回を越す講演会講師として、在宅医療や地域ケアの知識の普及に努めてきました。
- 社会医療法人財団石心会理事、川崎幸クリニック院長として、地域医療を実践・展開してきました。
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これまで、様々な雑誌、単行本、新聞などに書いてきたものを編集してみました。
原則として元原稿ですので、校正・削除・加筆などのため、実際に印刷出版されたものと異なっている場合があります。引用される場合は、掲載された雑誌、新聞などを参考にしていただきますようお願いいたします。

























